バカは死んでも治らない!
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……
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「っぱぁぁぁぁぁ!!あー死ぬかと思った…」
木葉の擦れ合う音、優しく陽光の射す美しい泉の畔。
一人の少女が似つかわしくない奇声を上げながら勢いよく起き上がる。
「というか、実際死んだけどね!」
木々のざわめきと水面を撫でる風だけの絵画のような静寂を、年若い少女独特の甲高い声が切り裂く。
木漏れ日なんかよりも明るい陽気な声、というかただの能天気。
「いやー、あんな容赦ないとは思わなかったわー…」
死ぬ直前の出来事に思いを馳せる。
「あのオーガ、ボクの太腿と同じぐらいのチンポ、無理矢理ねじ込んでくるし…。股関節は外れるはオマタは裂けるは、最後は信じらんない量の精液を射精されて妊婦さんみたいになるし…。お腹の中メチャメチャに潰れて死ぬって、死ぬほど痛かったわー…」
壮絶な出来事のはずだが、少女の声音には全く緊張感がない。
「とりあえず、当分あのダンジョンは行けないなー。まだオーガが彷徨いてるだろうし」
少女はおもむろに持っていた袋に手を入れ、ガサゴソと中を漁る。
「今回の収穫はこれだけかー…」
手には古ぼけたネックレス。
お世辞にも上等な品には見えない。
「オーガにお腹ん中グチャグチャになるまで犯されたのに…。まぁ、復活したら処女膜も戻るしノーカンノーカン!」
ひょんな事から死ぬことがなくなった少女は、勢いよく立ち上がり、意気揚々と最寄りの村を目指す。
一攫千金を夢見て。
「換金したら、次のダンジョンへゴー!目指せ、大金持ち!」